手鑑『心画帖』　編纂:熊谷篤尚　発行:本派本願寺執行所　62古筆切　大正5年(非売品)　折帖　布装表紙
京都の西本願寺に伝えられた古筆の中から天皇や能書家、僧侶など62名の墨蹟を収録した手鑑『心画帖』です。
布装表紙を開くと「本願寺」の朱印があり、次いで三条実美の揮毫『鸞翔鳳翥』(鸞が翔び鳳凰が飛び立つ:書道の筆使いが勢いよいさま:韓愈/石鼓歌)が掲げられ、聖武天皇に始まり、本阿弥光悦まで62名の古筆切が収録されています。
聖武皇帝、光明皇后、嵯峨天皇、後白河法皇や弘法大師、小野道風、藤原(世尊寺)行成などの定番作品に加え、僧侶の古筆切が多いのが特徴です。
また、大職冠鎌足、吉備真備、弁慶、豊臣秀吉などの歴史的人物の他、連歌師の山崎宗鑑、宗祇法師、俳諧師の松永貞徳、和歌の木下長嘯子、小野通女などの文化人珍しい古筆切も含まれています。
■状態■
布装表紙に汚れ・ほつれ・小穴があり布に弱い波打ちがあります。
本文は綺麗です。(写真を参照願います)
古本です。ご理解の上ご検討願います。
■サイズ■
縦31.5×横24×厚1.3cm(56.8) 534g
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